【アーカイブ】オープンサイエンス時代の研究データ管理
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講座内容
本講座は、研究データ管理に関する基礎的な知識を得るためのものです。
研究活動に伴い研究データがたどるプロセスとその管理のあり方について理解し、研究の再現性と透明性の向上に欠かせない、効果的な研究データ管理を行うための方法について学ぶことができます。
さらに、概略を学んだ後、各学習者が、所属機関における研究データ管理サービス構築に向けた戦略立案を行うための足掛かりを得られるよう、構成されています。
以下のいずれかに該当する方を受講者として想定しています。
・大学や研究機関等において研究者の支援に携わる方(図書館・IT部門・研究支援部門の職員(URA含)、研究室で研究補助業務に携わる方等)
・オープンサイエンスや研究データ管理に関心のある方
学習時間の目安:約3時間
第1週:研究データ管理とは (学習時間:約36分)
- 本講座の背景とねらい
- 研究データ管理の重要性が増している背景
- 研究データ、研究データ管理の定義
- 効果的なデータ管理に欠かせないデータ管理計画
- データ管理計画をめぐる国内外の動向
- データ管理計画の実際
第2週:保存・共有・文書化 (学習時間:約31分)
- 研究データの保管や長期保存・共有・再利用
- 研究データの組織的な管理
- データを文書にまとめる
第3週:メタデータ・法倫理的問題 (学習時間:約31分)
- データにメタデータを付与する
- データの引用
- 研究データをめぐる著作権再利用促進のためのライセンス
- 研究不正研究倫理
- センシティブデータ
第4週:運用に向けて (学習時間:約26分)
- ポリシーとは
- 研究データ管理サービスとは?
- サービスの設計~学習者が自機関での研究データ管理サービスを構築するためのステップ
前提条件
特になし
課題内容
毎週のテスト(選択式)各週10問(予定)
修了条件
得点率70%以上
学習期間
4週間